こんにちは!
営業の思考法×ブログ発信のショウ(プロフィール)です!
「大学中退して、将来に悩んでる。営業に興味あるけど、どんなメリット・デメリットがあるのかなあ」
そんな人向けに書きました。
僕自身、6年大学に在席したのに3年で中退するという立派な(?)中退者です。
理由は将来に悩みすぎて大学に行く理由を見失ったから。
しかし中退してさらに不安は大きくなるばかり。
そこで偶然営業職に出会い、新しい人生の可能性を発見することができました。
この記事を読むとこうなります。
- 大学中退した人にとっての営業職のメリットが分かる
- 逆にそのデメリットも理解できる
- 営業職を始める前にに知っておきたいことが分かる
色々ありましたが、結果も出て現在は楽しく生活しています。
もちろん全ての人に「営業をやれ」と言うつもりはありませんが、選択肢を知らずに決めるのはもったいない。
1個ずつ丁寧にご紹介していきますね。
大学中退して営業職をやる3つのメリット
まずはメリットから説明します。
メリットは大きく3つあります。
- 学歴が影響しにくい
- スキルが身につく
- 他より稼げる
正直どれも、特に大学を中退した人には中々望めない条件です。他の職業にはないメリットばかりなので、1つずつしっかり解説しますね。
メリット①評価に学歴・年齢が影響しにくい
まずは評価です。
社会人として働く以上、その結果が評価されないとツライですよね。
評価されると、「昇進(=スキルアップ)」「給料アップ」「モチベーションアップ」など良いことばかりなんですよ。
で、営業は学歴や年齢に関係なく、公平に評価されやすいんです。
それはなぜか?営業が結果が全て数字で出るからです。
売上はもちろん、訪問数、キャンセル率など…。
東大卒業だろうが、どこ大中退だろうが、高卒だろうが数字は変わらないんですよ。結果は結果です。
つまり、結果を出した分だけ評価されるのが営業と言えるでしょう。事務とか総務・工場勤務じゃこうはいかないですよ。
年齢も同じ理由ですね。売れる奴がエラいんです。
僕が営業を始めたのは23歳でしたが、先輩は19歳の大学生(しばらくして中退)でした。今でもLINEするときは敬語使ってます。
ちなみに「結果が全て」と聞くと「じゃあできなかったら…」という不安もありますよね。
その不安は最後でしっかりフォローするので、楽しみにしててください。
メリット②ステップアップするスキルが身につく
次はスキルです。
正直、働くだけだったら、別にコンビニでもファミレスでも良いじゃないですか。
1人でだけなら貯金もたぶんできます。
ただ、大学をやめた人ならなおさらですが、「実力(=スキル)」を身に着けた方が将来安心ですよね。
これから長く働くわけですし、スキルアップしたいわけです。
また現代の変化する時代を考えると、運転や工場でのスキルは機械に負けてしまう可能性があります。
実際に訪問でピンポンを押しまくる営業は近年のネットの発達でだいぶ減ったとか。
時代の変化によって必要されなくなってポイ、なんて人生送りたくないですよね。
将来を見据えたスキルは絶対必要なわけです。
と思ったとき、機械にできないことを考えるとどうでしょう。
実は営業ではその「機械ではできない仕事」を実現できます。
実は営業では、担当者が「良さを説明しないと売れない」商品しか扱わないんです。
スーパーにおいてある安い肉とか野菜って、ほっといても売れますよね?
けど高い値段のものはどうでしょうか。
機器やITシステム、工事、高額教材、保険、不動産などは人が説明する必要があるんです。
買い物で失敗したくない人が多いから、需要があるわけですね。
なので、それを売る営業マンは「人に説明し、納得して買ってもらう」スキルが身につきます。
あなたは、機械やAI(人工知能)が「これを買うのがいいですよ」と言ったところで納得できますか?
多分できないでしょう。少なくとも僕はしないですね。笑
なので将来使えるスキルが身につくのも、営業のメリットだと言えます。
メリット③他の職より稼げる
3つ目は給料ですね。
やっぱり大卒と比べると中退はお給料で差がついてしまいます。
高卒扱いになるのでしょうがないですが、苦労して大学入ったのに、ちょっと悔しいですよね。
高校時代に受験勉強した意味はなんだ、青春はもう戻ってこないじゃないか、って話ですよ。
で、結論営業は稼げます。
営業は歩合制やボーナスを導入している所が多く、結果を出したら給料に反映されるんですね。
僕の会社もノルマを達成ごとに「1万、5万、10万…」とボーナスが増えるだったので、モチベーションのアップにもなってました。
期間工とかの肉体労働系は稼げるけど、夜勤などがあれば体力がきついですよね。
また働いた「時間」だけでお金が決まるのも僕はちょっと味気ないかなと思います。(営業は成果でお金が決まる)
なので「モチベーションを持って稼げる」のが営業の3つ目のメリットですね。
大学中退して営業職をやる3つのデメリット
じゃあ営業を絶対にやらないといけないか?
というと僕は違うと思います。
営業にもデメリットがあって、僕もやめたい…と思う時がありました。
それを上回るメリットがあったから僕は営業を続けましたが、あなたが後で後悔しないためにもしっかりデメリットを解説しますね。
デメリット①長時間労働になることも
まず1つ目が「不安定な勤務時間」です。
営業はお客さんに合わせて活動をしますよね。
そのため夜遅くまで営業があったり、逆にお客さんのために早く起きたりする必要があります。
また空き時間では研修・練習が行われたり、必要な書類を準備したりします。
僕の場合をちょっとご紹介します。
僕は家庭教師会社の営業でした。
平日は子どもに合わせて夜19時からスタートです。
家庭を訪問しMAX3時間、営業をして車で帰ります。終わって事務所に戻ると夜24時、ってのは普通でしたね。
魔法は解けちゃうから24時までに帰ります、みたいな世界はどうやら本当にお伽話だけだ、ということを身をもって知ることになるわけです。
そこから研修…とかで深夜2時くらいまで帰れない日もありました。
もちろん全ての会社がそうではないですが、会社や工場で働くよりも時間が決まっていないことは理解しておく必要がありますね。
ぶっちゃけた話、契約が取れないうちは「ショボい奴は残ってでも練習しろ」みたいな空気のある事務所もあります。
これを避けるには結果が必要です。なのでしっかり方法を知り、ただしく成果の上がる道を進んでください。
「営業はセンスだ」と言う人もいますが、そんなことは絶対にないので安心してください。
時間のデメリットは効率よく能力を伸ばすことで大幅に改善できますよ。
デメリット②最初が特にツラいかも
2つ目は「スタート」の大変さです。
学校で「営業」って習わないですよね。
ただ、営業では会社で「丁寧に教えてもらえない」可能性はけっこうあります。
理由は次の3つです。
- 人手不足
- 人材の入れ替わりが激しく教育コストがかかるから
- 教える人が「センスだけ」で昇進し、なぜ自分ができるか分かっていないから
僕もそうでした。
「うい、OK!んじゃ、マニュアル覚えとけよ!」みたいな感じです。
え?ってなりますよ。迷える子羊もびっくり。
要は「できる奴が生き残る」システムを採用してる会社が多いんですね。
全く人間を使い捨てだと思ってる人の多いこと。
だから僕も困ったし、それを解消したくてブログをやっています。
なので最初は少し苦労するかもしれません。
ただ今の時代、ネットを活用すれば十分学習できる環境にあります。
当ブログでもおすすめ動画の紹介や、営業でうまくいく方法の紹介をしています。
参考:営業に必要なビジネスセンスをあげるおすすめ動画:営業で結果を出せるビジネスマインドを手に入れる方法とは?最適な学習法を紹介
ぜひ当ブログを活用してスタートダッシュで先輩に追いつき、一目おかれる存在になってください。
用してスタートダッシュで先輩に追いつき、一目おかれる存在になってください。
デメリット③契約が取れないとクビになる
最後は、ちょっときつい話をします。
「クビ」の可能性です。
厳しい現実ですが、営業が全く取れず、かつ成長の見込みのない営業マンは首を切られます。
「お前来なくていいよ」とは言われませんが、アポイントを回してもらえなかったり、必要な知識を教えてもらえなかったりします。
いわゆる”干される”ってやつです。冗談ではありません。ガチです。
僕の会社でも何人か干されてやめていった人が実際いますね…。
僕から見ていて、そういう人の共通点は以下の通り。
- 会社の人とコミュニケーションを取らない
- 雑用をやらない
- 言われたことをやらない
ほんと、こんな事なんですよ。
あたり前じゃん?って思えることですが、営業があまりにうまく行かないとこうなる人もいます。
腐らず、言われた雑用などをこなし、自分で努力して実力をつける覚悟は最初に持っておく必要がありますね。
が、これだけだと不安になる方もいるかもしれません。
そのためにここから、知っておきたいこととしていくつかコツを紹介します。
大学中退したあなたが営業職をやるなら知っておきたいこと
「今の自分が、過去の自分にしたいアドバイス」をここでは書いていきます。
知っていると確実に役に立つと思います。
1つずつ紹介しますね。
①:営業職は体力・気力勝負ではなく思考力の勝負である
「営業は足で稼げ」「気合が足らん」「もっと出勤しろ」
こんな言葉に惑わされないでほしいです。
営業職は未だに「体力・気力」勝負だという人がいますが、これは大嘘なんですね。
もちろん、体力は必要ですし気力で結果がでるときもありますよ。
ただそれより先に大切なのは「考え方」なんですね。
例をあげます。
サッカーをうまくなりたい人は、いきなり試合には出ませんよね。ボールを蹴りたいところに蹴る、止めたい所に止める技術の練習をするんです。
いきなりキックオフ!日本代表目指して毎日10試合闘ってこい!
なんてコーチはこの世にいないわけです。
でも営業は「いきなり試合だ!」って所が少なくないんですね…。笑
要は考え方が間違ってるわけです。
ただしい考え方ができないのに、正しい練習メニューは立てられませんよね?
が、初心者でそれに気づかないと悲劇が起こります。
なので考え方を磨いておく必要を、何よりも知っていただきたいです。
そのための方法は営業に必須の考え方「ビジネスマインド」の身につけ方を徹底解説!【結果が出せる】で解説しているので、気になる方は今からでもチェックしてくださいね。
②:学歴がなくても良いが、好かれる人であるべき
次は会社で好かれることの重要性です。
デメリットの3番目は「クビ」の話をしました。この原因は社内で見込みがない、と思われることでしたね。
ここでは、それを防ぐ1番カンタンな方法を1つだけご紹介します。
「素直であること」。これが全てです。
会話例を見てください。
「△△したら?」
〇「はい、わかりました!」
✕「それもうやってます」「知ってます」
「お、契約おめでとう!」
〇「先輩のおかげです、ありがとうございます!」
✕「時間がかかっちゃいました」「偶然です」
「掃除しといてー」
〇「すぐやります!」
✕「後でやりますね」「うっす」「いや、さっきやりました」
もうね、うっとうしい位やりましょう。
初めてテレビに出た芸人のつもりで、先輩を立てて、明るくやってください。
いつでもできることが大切です。疲れていようが、営業が取れなかろうが、寝不足だろうが、「素直でいて」ください。
これだけで上司・先輩は「お、こいつ元気だな」と良い印象を持ちます。
そしたら「あいつに教えてやるか」「やる気あるし、アポイント回してやるか」となります。
営業って、会社の外でするものだと思いませんか?
実は、会社の中でも営業ができるのが成功の第一歩だったりしますよ。
③:中退を恥じる必要は全くない
最後は中退を経験した僕からのアドバイスです。というかお願いですね。
「大学中退」に引け目を感じないでください。
自分都合で中退したなら、それは違和感を感じて動けた証拠です。えらい。
病気や経済的な事情などの人もあなたの責任じゃないので恥じる必要は全くないですよね。
なのに、なのに「俺は、私は中退だから」という人がいます。
めちゃくちゃもったいないです。
人生何回失敗したっていいし、途中でやめたっていいんですよ。
挑戦をやめなきゃいいんです。
「大学中退の奴は続かないんじゃないか」そんなことはないです。新卒でやめる奴はたくさんいます。中退でガッツのあるやつもたくさんいます。
「中退はコミュ力がないやつが多い」新卒もそうじゃん。コミュ力は話し方が分かれば治せるんだから。
「親に申し訳ないと思わないのか」いや、思ってるって。働こうと思うから色々調べて、あなたはこのページにたどり着いてくれているはずです。
とやかくいう人はいます。でも、どうか、どうか諦めないでください。
僕も、ゴミで歩くところのなくなった、真っ暗な部屋からリスタートしました。
23歳、10月のことです。
おそらく、この記事を読んでくださる方は当時の僕より若いでしょう。
人生いつからでも再起できます。
よく言いますよね。「今日が一番人生で若い日」です。
営業でなくともいいですし、営業もいいでしょう。
僕は全力で応援していますので、一歩ずつやれることをやってみてくださいね。
まとめ:大学中退したら営業職は悪くない選択肢
ここまでメリット・デメリットと、営業職を始める前に知ってほしいことを確認してきました。
僕は、営業職のメリットはデメリットを上回ると思っています。
そしてデメリットを軽減する方法をこのブログではご紹介しています。
また、営業職でなくても、どの仕事をするにも考え方は必要です。
ぜひ1つずつ身に着けていってくださいね。
できる営業マンの「ビジネスマインド」とは?シンプルな身につけ方を解説!【結果が出せる】
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