ザイアンス効果(単純接触効果)って?営業なら押さえたい心理学用語を解説!【応用効きまくり】


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ショウ

こんにちは!
あなたの営業をブログで応援、ショウ(プロフィール)です!

「ザイアンス効果って?」
「営業で好感度を上げるコツを押さえたい」

こんな方向けです。

同じ商品を買うなら、好きな人から買いたいのが人間ですよね。

営業においては、好感度が高いとトクばかり。

その「好感度」について知っておきたいのがザイアンス効果です。

単純接触効果とも呼ばれるこの心理学テクニックについて、この記事では以下のことを解説します。

  • ザイアンス効果とは?
  • 具体例
  • 効果的に使うポイント
  • 活用方法
  • 合わせて学びたいこと・関連する心理学の知識

好かれるコツをつかんで、ラクに楽しく営業ができるようになってくださいね。

ではいきましょう!

ザイアンス効果(単純接触効果)とは?

ザイアンス効果とは「接触回数が増えるほど、好感度がアップする」という効果です。

学者のロバート・ザイアンスが発表したため、ザイアンス効果と呼ばれています。

大切なのは「1回の時間」ではなく、「とにかく回数」ということ。

「人・サービスに触れれば触れるほど、より好きになる」と覚えておくと良いですね。

特徴としては、応用できる範囲が非常に広いこと。

例えば、

  • Webマーケティング
  • SNS
  • 企業のブランド化
  • 恋愛
  • セールス
  • 人脈作り

などなどです。

「自分ならどんな場面で使えるか」と考えつつ、これから読み進めてくださいね。

具体例

ここからは、具体例を見ていきます。

今回は以下の3つを取り上げますね。

  • ゲームアプリ
  • テレビ・YouTubeCM
  • 恋愛

1つずつ解説します。

①:ゲームアプリ

1つ目はスマホゲーム。

あなたも「パズドラ」「モンスト」などなど、CMを見たり、実際にプレイしたことがあると思います。

そのスマホゲームは、多くが「ログインボーナス」を採用していますよね。

ログインボーナスとは、1日1回、アプリを起動させるだけでアイテムなどがもらえるボーナスのこと。

一方、1日のプレイ時間は「スタミナ」「ライフ」などにより制限をされます。

つまり、「プレイ時間」よりも「アプリを開く回数」を重視しているのですね。

これこそまさに単純接触効果を狙っているのです。

すると、遊ぶうちにゲームに愛着が湧いてきて、続けたくなったり、お金を払って遊びたくなったりするのですね。

僕も何個かはまってしまったゲームがありますが、あなたはどうでしょうか?

②:テレビ・YouTubeCM

2つ目の例は広告です。

テレビやYouTubeのCMでは、何度も何度も同じものが流れますよね。

あなたもソフトバンクの白い犬や、auの浦島太郎をまだ覚えていて、いいイメージを持っているかもしれません。

CMは時間だけで考えると、週1で1時間のバラエティ番組よりも、はるかに短いですよね。

1回は15秒や30秒ですが、何度も触れてもらうことが企業の狙いなのです。

その結果、番組よりも企業やサービスに愛着を感じている人も少なくないはずです。

それもザイアンス効果のおかげ、と言えるでしょう。

③:恋愛

最後は恋愛です。

恋愛でも1回の時間を長くするより、接触回数を増やすのが鉄則とされています。

なので、1回の長いデートをするより、短く何度も会えるほうが良いのです。

恋愛に関する本、ネット記事を読むと、頻繁に連絡しましょうと言っているのもこれが理由です。

また、良く学校や職場が恋愛に発展しやすいのも、会う回数が自然と多くなるから、と言えますね。

ホストも同じ論理で動いていて、彼らはいつも決まった時刻に女の子に連絡をするとか。

「相手に自分を意識させる回数を増やせ」ととあるカリスマホストは言っています。

活用の幅があって、面白いですよね。

ちなみにホストの考え方は営業で参考になることが多いので、営業と恋愛は似てるのか?ホスト塾の動画から学ぶ「売れる考え方」で取り上げています。

気になる方は見てください。

営業と恋愛は似てるのか?ホスト塾の動画から学ぶ「売れる考え方」

活用方法

営業では、どのようにザイアンス効果は使えるのでしょうか?

今回取り上げるのは以下の2つです。

  • アポイントを取る時
  • ルート営業

①:アポイントを取る時

アポイントを取る時には、単純接触効果が狙えます。

例えば電話でアポイントを狙うとき。

事前に資料を送ったり、企業のお問い合わせフォームに連絡したりしておけば、電話の前の接触を増やせますよね。

それによって印象が良くなれば、アポイントを取れる可能性が高まります。

つまり「意識して接触回数を増やすこと」が重要なのですね。

自分のターゲットとなるお客さんに、どうやって接触できるかをぜひ考えてください。

チラシ・看板・パンフレット、HP、 SNS…。

多くの企業の活動を見れば、ヒントがもらえますよ。

②:ルート営業

2つ目はルート営業。

ルート営業では、何度も担当者・企業と接触を重ねることで、印象を良くすることが可能ですね。

この時も「回数>時間」を意識します。

なので、1回の商談に時間をかけるのではなく、メールや電話で丁寧に連絡したり、こまめに訪問すると、効果的ですよ。

効果的に使うポイント

では最後に、ザイアンス効果で気をつけたいポイントをお伝えしますね。

それは以下の2つです。

  • ①:嫌われないようにする
  • ②:心理学以外もきちんと学ぶ

カンタンに解説します。

①:嫌われないようにする

まず大前提は「嫌われないこと」。

単純接触効果では、悪い印象を残すと逆効果になることが分かっています。

イヤな人に何回あっても、イヤな感情が増すだけですよね。

なので、ただ回数をこなせば良いと言うわけではありません。

同じ会社にしつこく電話だけをかけたり、何の用意もないのに飛び込んでは、嫌われる一方なのです。

  • 相手のために何ができるか?
  • 相手が欲しているものは?

これらが考えられると、嫌われることは無くなりますよ。

②:心理学以外もきちんと学ぶ

では、お客さんのためにできることを、どう身につければ良いでしょうか。

それは、心理学以外の学習です。

残念ながら、ここに近道はありません。

コツコツと学ぶしかないです。

ただ、学ぶべき順番はあります。

僕は3500時間以上これまで学んできましたが、正直、結構な回り道をしました。

心理学を学んだはいいものの、使い方を間違えて、契約を取れない時期が続いたのです。

どうせなら、学んだことがすぐに活用できて、成長を感じられる方がいいですよね。

順番を意識して学べば、1つ1つの知識を確実に吸収できますし、ムダがありません。

なので、ぜひあなたは正しい順番で、ムダなく、もれなく学習してください。

僕が思う、ベストの順番を次の記事で紹介しました。

営業の勉強方法とは?周りと差がつく学ぶべきジャンル・コツを徹底解説【保存版】

考え方・伝え方を含め、学べることはたくさんあります。

1つずつ学べば、確実に成長が感じられるはずです。

すると、営業に自信が持てるだけでなく、将来の選択肢も広がり、仕事・生活が充実しますよ。

なのでぜひこちらで何から手をつければ良いか、確認をしてみてください。

営業の勉強方法とは?周りと差がつく学ぶべきジャンル・コツを徹底解説【保存版】

今回は以上です。

ザイアンス効果、ぜひ今日の営業から取り入れていただけたら嬉しいです。

また当サイトでは、他にも多くの役立つ心理学の知識を公開中。

スキマ時間にぜひチェックしてみてください。

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ショウ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

また次の記事でお会いしましょう。

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