「営業で疲れた…」「もっと休みが欲しい」「残業続きの現状をどうにかしたい」
体験談から、営業の長時間労働からの脱出法をお伝えします。
僕が営業マンとして働き出したときは、月27日出勤し、残業(無給)も25時越えも珍しくない状況で働いていました。
本当に、しんどかったです…。
周りの人が家に向かう時間の電車で、会社に戻らないといけない。眠くても、先輩のために処理しないといけない書類が山積み。そんな営業生活でした。
しかし工夫を重ねた結果、数ヶ月後にはかなり状態が改善したんですね。
月24日出勤、24時までの退社を実現できました。月80時間以上は削減できてます。
実際に何をしたのか?その方法を3つに分けてお伝えします。
残業・出勤日数を減らすための3つのコツとは?
では、実際に出勤日数を減らすにはどうすればいいのか?
そのコツは以下の3つです。
- 「休み」についての考え方を変える
- 結果を出すための努力をする&アピール
- 上司など社内への根回し
1つずつ解説しますね。
営業に疲れた時のコツ①:「休み」の考え方を変える
まず1番は「マインド」を変えることです。
実は、休みを取ることを難しくしているのは、実は「自分自身」なんですね。
社内で嫌われたらどうしよう…
売上がもっと下がったら生活が厳しいなあ…
昇進した先輩はもっと働いていたらしいけど…
このような恐怖を感じたことはありませんか?
人は、考えすぎたあげく「じゃあみんなと同じくらい働いておこう」となるんです。
恐怖をぼんやりと感じ、逃げるように働いてしまうのです。そのほうが楽だから。
なによりも、僕が実際にそうでした。
もともと僕は「適度に働いて、自分の時間がほしい」タイプです。
週5で働きたい、いやいやもっと休みが欲しい…と大学時代は言っていた人間でした。
しかし、入社後に上司から「みんな新人の頃は週6日以上働いてるぞ」と言われたり、先輩が「俺今週休みなしだわ」と言われつづけ…。
今月は結果出すために週6出勤します!
そう、「自ら」休みを削るようになったのです。
すると上司は何というか?
分かってるじゃねえか!さすがだな!
と褒めてくれるんですね。
尊敬する上司に褒められると、やはり嬉しいんです。
「上司に認められたい!」「社内で嫌われたくない…」「会社で居心地よく働きたい。」
こんな思いが、僕の中で大きな部分を占めていたんです。
ただ、これで結果が出るならいいのですが、現実は違います。
僕は長時間労働の結果疲れはて、大切な営業で眠たくなったり、ろれつが上手く回らないなど売上は一向によくなりませんでした。
そこでやっと「休まないとダメだ」と気づいたんですね。
そして、その後休みをしっかりと取れるようになりました。
言いかえると、僕が休めるようになったのは「休みの必要性に心から納得した」からなのです。
なのであなたもぜひ「自分には休みが必要だ」と強く自らに言い聞かせてください。
その信念がある方は、この後の2つのコツを有効に活かせるはずです。
まとめると、1つ目のコツは「自分は休まないといけない」と考え方を変えることです。流されないこと、ですね。
*営業全体の「考え方を」変えるにはできる営業マンの「ビジネスマインド」とは?シンプルな身につけ方を解説!【結果が出せる】がおすすめです。
営業に疲れた時のコツ②:結果か努力を見せる
ではここから、気持ちよく休めるためのコツを2つお伝えします。
休みを勝ち取るには「結果」
何より大切なのは「結果」ですね。
売上の高い営業マンの方が、低い営業マンよりも休みが取りやすいのは残念ながら事実です。
なので、覚悟を決めたら、まず実力をつける所から始めましょう。認められれば、休みはすぐに取れますよ。
ただそうは言っても、「もう十分努力してるけど、結果が出ないんだ」と悩んでいる人を僕は多く見てきました。
実際に、僕も「できない」→「頑張る」→「疲れる」→「考えずに行動」→「できない」の負のループをイヤというほど経験しているんですね。
深夜25時まで研修して、そこから事務所の掃除、書類の作成、付き合いの麻雀…。
そういう人は、努力の方向が間違っている可能性があります。
それは非常にもったいないことですので、ぜひ「正しい努力をしているか?」をチェックしてみてください。営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】で結果を出すために必要なことを紹介しています。
努力を見せると成長途中でも休みが取れる!
しかし、結果は努力を始めてからすぐには現れないことがほとんど。
その間休むにはどうするか?
それが、努力のアピールです。
「あいつがんばってるな」と思われると、その営業への思いはかくじつに周囲に伝わります。
その人が、「営業に集中したいから、体の疲れを取りたい」と言ったらどうでしょう。休めそうですよね。
僕もまず先にアピールをすることですんなり休みが取れました。
営業から戻ったら、誰よりも早く書類を処理し、すぐにトーク練習に取り掛かったんですね。
また、目標を宣言して行動していたのもよかったと思います。
逆に僕の後輩のJくんは、結果も出ておらず、努力も伴っていませんでした。「俺は旅行に行くんで」と社内に言いふらし反感を買ってましたね。
彼はトーク力と熱意はありましたが、根回しが下手だったので成長に時間がかかっています。
なのでまずは「結果」と「努力を見せる」ことから始めてください。
営業に疲れた時のコツ③:上司への根回しをする
最後のコツは根回しです。
結果や努力を見せても、偉そうな人は長い目で見ると社内でうまく行かないですよね。
上司との関係を一気に良くする必殺のコツをお伝えします。
根回しの極意は「同意」と「好意」の2つです。
- 同意…「理解」を示し、受け入れる
- 好意…「好き」と伝えること
この2つを普段から上司に届けることで、コミュニケーションが大幅に改善します。
すると、「休みが取りたい」と言った時に嫌な顔をされずに、むしろ笑顔で「おお、休め休め!」と言ってもらえるようになりますよ。
気持ちよく休める話し方その1:同意
具体的に、会社の上司には普段以下のようにします。
例)アドバイスをもらいに行く。そのアドバイスをその日のうちに社内で実践する。数日後、「〇〇で役に立ちました!」と伝える。
上司との距離を縮める秘訣は、アドバイスをもらうこと。
「部下の成績=上司の実績」ですし、たいていの上司はアドバイスが大好きです。
アドバイスをもらい、すぐに実践し、結果をフィードバックしましょう。
全身で上司の方針に「同意」するのです。
すると、上司は「自分の意見を聞いてくれた」となり、自分の価値を感じられてハッピーになります。
僕はマネージャーにアドバイスをもらった日には、すぐさま別の部屋でトーク練習をするようにしていました。
動画を取れと言われたらすぐに始めたし、先輩のトークを聞けと言われたらすぐに先輩に録音をお願いしました。
後日「ショウはすぐやるから見込みがある」と言われ、心の中でガッツポーズしたのはここだけの話です。
気持ちよく休める話し方その2:好意
次は好意ですね。
例)「〇〇さんのその姿勢が好きです」「このチームで働けて嬉しいです」「〇〇さんのアドバイスをもらえると自信がつきます」などを伝える。
「好き」という言葉を伝えます。
ちなみに、別にこれは「個人が好き」と言わなくても大丈夫ですよ。
こんな所を褒めてみてください。
- 「集団」…業界・会社・部署など
- 「行動」…上司の話し方・教え方・勤務態度など
- 「身の回り」…持ち物・髪型・カバン・時計など
「Aさんの〇〇、好きなんですよね」と伝えると効果抜群です。
僕の場合、上司か営業をほんとに好きだったので、仕事についてほめまくりました。
「Tさんの話し方、ほんとに勉強になります」
「マネージャーの教え方って分かりやすくて好きですね」
これ、手前味噌ですが、自分がもし言われたらたまらないです。
自分の行動や持ち物って褒められたら、嬉しくない人っていないんじゃないでしょうか。
ちなみに同僚・後輩や他部門の方、さらにはお客さんにもこのコツは使えるので、どんどん試してみてください。
やればやるほど、職場が楽しくなって、今回の目的である休みもどんどん取れます。笑
まとめ:営業に疲れたら「休み」を工夫して取ろう
「休み」は必ず必要です。
今回はそのための方法として、
- 「休み」についての考え方を変える
- 結果を出すための努力をする&アピール
- 上司など社内への根回し
以上3つをお伝えしました。
営業マンが体を壊しては元も子もないので、体調は大切にしてくださいね。
また、現状を変えるのは何気ない1つ1つの行動です。
最初は勇気がいりますが、その1歩をぜひ今日踏み出してください。
また、今回説明はしていませんが、勤務時間を減らすのにムダな練習時間の削減もかなり効果的です。
以下の記事で効率的な方法をお伝えしているので、あわせてチェックしてください。
できる営業マンの「ビジネスマインド」とは?シンプルな身につけ方を解説!【結果が出せる】
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