こんにちは!
営業の思考法×ブログ発信のショウ(プロフィール)です!
「営業で上司となぜかうまくいかない」
「結果を出すために上司と良い関係を築きたい」
「上司からのストレスを少しでも減らしたい」
そんな方向けです。
営業職は上司からアポイントを回してもらったり、トークのアドバイスを受けたりしますよね。
アポ件数やトークの質はそのまま結果につながります。
でも、上司が全員「自分と相性が合う」わけじゃないですよね…。
相性の1つで、直接営業に関係しないのに、あなたの売上が下がったらとてももったいないです。
そこで今回は「上司とうまくつき合うコツ」をご紹介します。
実際、僕の上司は友達にはあまりいないタイプの方でした。(クラブでお酒浴びてそうなパリピタイプで、精神論重視)
なので最初は苦戦しましたが、色々と工夫をすることで気に入ってもらうことができたんです。
正直な話、他の同期より目をかけてもらったと思うので、その秘訣をお伝えしますね。
営業マンが上司と関わるときに意識すべきことは?
ではまず、前提として「どう考えて上司と接するか?」をお伝えします。
それは「自分が上司なら???」ということ。
実はこれ、営業と全く同じです。
上司の求めているものを理解し、あなたがそれを実現できたら、絶対に気に入られます。
言いかえると、上司と同じゴールを見つつ、あなたがそれに向けて1番のがんばりを見せるのです。
すると上司に「コイツは気が利くな」と思ってもらえますよ。
ちなみに、このゴールは1つではないことにも注意ですね。
- 「事務所で〇〇万円売り上げたい」
- 「アポ総数を〇〇件にしたい」
- 「部下から信頼されたい」
- 「社長から認められたい」
- 「18時には退社したい」
売上や利益が全てではないですよ。
「常に上司の立場だったら?」を考えるのが基本ですね。
これをもとに、5つのコツを今回はご紹介しますね。
*営業マンとして「お客さん目線」などの重要性はできる営業マンの「ビジネスマインド」とは?シンプルな身につけ方を解説!【結果が出せる】で解説しています。
営業職の上司とうまくつき合うための5つのコツ
今回ご紹介するのは以下の5つです。
- 返事は「ハイ」
- アドバイスを即実行
- 報告を徹底する
- 雑用のトップを極める
- 成長する姿を見せつづける
1,2は上司の言葉への反応で、3,4,5はこちらからの行動になります。
1つずつ見ていきますね。
コツ①:返事は「ハイ」
まずは返事です。
全て「ハイ」から始めましょう。
なぜなら、上司に「私はあなたを理解しています」と示すためです。
コミュニケーションの基本として「まず相手を理解し、それから自分を分かってもらう」と言う法則があります。
なのでまず、「ハイ」と言うことで「上司にあなたの意見を聞きました」と言うメッセージを伝えるんですね。
これは上司が理不尽なことを言ったときも同じです。
正直な話、 「これは、自分じゃどうしようもないよ」「いやいや、俺のせいじゃないし」と思うことも、実際のところありますよね。
その全ての言葉にもまず「ハイ」からがベストです。
すると、その後上司はあなたの言い分を聞いてくれます。
一方で、あなたが上司に対して「いや、〜」「でもそれは、〜」と応じるとこうはなりません。
上司は「コイツは言い訳ばかりだな」「素直じゃない奴だ」と感じるのです。
そしてあなたに心を閉ざしてしまうのですね。
結果、どんなにあなたが優秀でも、あなたの言葉は上司には響きません。
これは、すごくもったいないです。
僕自身、精神論で「とにかく努力だ」と言う上司がイヤになったときがあります。
精神論も、進むと宗教みたいになるもので、「明元素言葉」なる標語を毎日唱えさせられたりしました。
「充実している!簡単だ!できる!楽だ!金がある!」みたいなのを他の営業スタッフとオフィスの中で叫ぶんです。
しかも、日付が変わってから終業前にやるんですね。
今どき深夜に標語を叫ばないといけないのは、「うーん、時代が違うなあ…」と思っていました。
(不評だったので半年前に無くなりました)
他にも色々と疑問はあったのですが、僕はグッとこらえて「ハイ、努力します!」を徹底したんですね。
その結果、上司からの印象がよくなったのでしょう。
質問した時にに思いもよらぬ、いいアドバイスをもらえました。
(一回ではありません。考え方、テクニック、トークの練習法などなど)
その結果成長も早まったと思います。
なのでぜひ「ハイ」と言うことから始めてみてください。
関連:営業に話術は不要!傾聴3つのコツでお客さんが自然と話したくなる雰囲気を作る!
コツ②:アドバイスを即実行
次はアドバイスの”即”実行です。
自分のアドバイスを聞いてくれる人って、「素直でいい奴だなあ」と思いますよね。
それを最速で行うことで、徹底的に上司に印象をつけます。
逆に、いくらアドバイスをしても、行動が変わらない部下がいたらどうでしょうか。
上司としてはモチベーションが上がりませんよね。
なので「スピード感」を意識して、アドバイスを実行することが重要なのです。
僕の具体例をお伝えしますね。
僕が特に意識していたのは、上司とのトーク研修の後です。
例えば、新人時代のある時のこと。
こんなアドバイスを受けました。
先輩のトークを動画に撮って、確認してから練習するといいぞ。
「なるほど!」と思った僕は、その後すぐ先輩の所に行って動画を撮らせてもらいました。
別の日には、
そろそろ自分のトークを動画に撮って、毎日見直すステップだな。
と言われたので、話の後で別室に行き、スマホで動画を取りながら30分練習しました。
また、そこから1ヶ月くらい継続して、会社で動画での練習を続けたんですね。
すると、しばらくしてから上司に言われました。
お前は、聞いたことを何でもとりあえずやるから偉い。努力しているな。
「努力している」と認めてもらえたのです。
その一方で、「お前はいつも行動が遅いな」と言われている同期もいました。
彼は「今週こそやります!」といつも口グセのように言っていましたね。
上司も彼には苦労していたようです。笑
なので「即実行」をぜひ身につけてください。
コツ③:報告を徹底する
次は「報告の徹底」です。
よく「報連相:ホウレンソウ」と言いますが、営業マンはとにかく報告が大切です。
なぜなら、営業職は1人で活動することが多いから。
報告がきちんとできるかどうかで信頼度が大きく変わってきます。
ちなみに、報告で特に重要なのは以下の2つです。
- 悪い報告
- 上司のおかげで出た成果の報告
何かミスをした、などの悪いことほど早く報告するのが大切ですね。
失敗は隠したくなりますが、上司からすると「もっと早く言ってくれれば…」と言うことは多いです。
報告ができない人には、上司は「あいつは大丈夫か」と心配せざるをえません。
つまり、上司の負担が増えるわけです。
ここを誤解してはダメなんですね。
「失敗=上司に迷惑」ではありません。「報告しない=上司に迷惑」なのです。
部下の失敗をフォローするのも、上司の役割ですからね。
そこに気づいて、報告ができるだけでも違います。
また、上司に良い報告をするときもコツがありまして…
それは、「〇〇さんの”××したら”というアドバイスのおかげで〜」と最初に付け加えること。
「あなたのおかげで結果が出ました!」と言われて嬉しくない人はいませんよね。
なので上司にも積極的に「おかげさまで…!」と感謝を伝えましょう。
例)「〇〇さんのアドバイス通り、先輩のトークをマネしたらお客さんの反応がよかったです!」
「〇〇さんに教わった間の取り方で、お客さんに”分かりやすかった”と言われました!」
するとさらに良い関係が作れますよ。
コツ④:雑用のトップを極める
「雑用」、しっかりやってますか?
自分が思うより人に見られているのが「雑用をどれくらい丁寧に、しっかりやっているか」です。
上司は「営業というチーム」をまとめる立場ですよね。
なので、あなたがどれだけ「チームのために行動できるか」は1つの大切なポイント。
その中で、売上以外にはっきりと行動が分かるのが、「雑用」なんです。
僕は今回の5つのコツの中では、1番大切だと考えます。
なぜなら【みんなやりたくない】から。
サボろうと思ったら、雑用っていくらでもサボれますよね。
そこで自分がトップにたつと、非常に目立つことができます。
特に掃除は非常にオススメで、社内にいる時間が長くなる事務の人からかなりウケが良いですね。
「事務の人→上司」と間接的に良い評判が流れると、さらに上司からの評価が上がりますよ。
コツ⑤:成長する姿を見せつづける
最後のコツは「自分の成長を見せること」です。
上司の役割とは、すごくカンタンに言うと「売上アップ&部下の育成」ですよね。
その点で学びつづける部下は貴重な存在です。
なぜなら将来的に売上にも貢献するし、どんどん成長していくから。
なので、ぜひあなたも「学んでいる姿」を上司に見せてください。
上司に質問するのはもちろんですが、自主的に動画や本で学ぶのもオススメですね。
「どんな勉強をしているか」も上司は観察しています。
「お、こいつ良い勉強しているな」と思われるのと、「うーん、チョイスが悪いなあ」と思われるのでは大きな差があります。
そんな具体的な勉強方法は営業の勉強方法とは?周りと差がつく学ぶべきジャンル・コツを徹底解説【保存版】で詳しくご紹介しているので、確認してみてください。
営業の勉強方法とは?周りと差がつく学ぶべきジャンル・コツを徹底解説【保存版】まとめ:上司とうまく付き合って営業の売上アップを!
今回は「上司と同じゴールを見る」ことを意識して、以下のコツをご紹介してきました。
- 返事は「ハイ」
- アドバイスを即実行
- 報告を徹底する
- 雑用のトップを極める
- 成長する姿を見せつづける
いきなり全部は難しいと思うので、1つずつ実践してみてくださいね。
上司に対しても気を配れるようになると、営業マンとしてもかなり成長できますよ。
また、営業としてのコミュニケーション術はこちらの記事で解説しています。
営業のコミュニケーション5STEP!未経験から月間700万円売るまでやったことを全て公開!【保存版です】お客さん目線が実現できたら、上司も同じことをするだけです。営業力もアップして、上司ともうまくやれて一石二鳥なので、読んでみてくださいね。
コメントを残す