社内営業とは?トップ営業から学んだやるべき3つの理由と”実践のコツ”【やらないと損します】


ショウ
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こんにちは!
あなたの営業をブログで応援、ショウ(プロフィール)です!

「社内営業って一体何?」
「結果を出すために、会社内で出来ることを知りたい」
「営業の練習・勉強をしているけど、どうも空回りしている気がする」

そんな方向けです。

社内営業という言葉、あなたは聞いたことがありますか?

そもそも、社内での人間関係に気を使ったことはあるでしょうか。

実は、売れるセールスマンは営業先だけでなく、会社でも関係作りが上手です。

逆に新人や売れない営業マンは、上司など社内の人との関係がうまくいっていないことが多いですね。

会社の中にいるのが味方なのか、敵なのか。

それだけで結果は大きく違ってきます。

そのカギを握るのが、社内営業。

実際に僕も、社内営業の結果、わずか1ヶ月で営業のアポイントが倍増しました(アドバイスをもらったり、上司に認められた結果です)。

ちょっとした工夫で、同じ実力でも意外と同期やライバルと差がつけられるのです。

そこでこの記事では、

  • 社内営業とは?
  • 社内営業ができない理由
  • 社内営業をやるべき理由
  • 実際に僕が感じたメリット
  • 具体的な社内営業の仕方(相手別)

をお伝えします。

僕が会社のトップ営業を始め、多くの人や本、自身の経験から学んだことなので、ぜひあなたの参考にしてください。

では、さっそく始めますね!

社内営業とは?

社内営業とは、「会社内において、仕事を効率よく・気持ち良く進めるために行う活動」のこと。

営業マンが会社内で「自分を売る」という意味から、社内営業と呼ばれます。

対象は上司はもちろん、同僚・後輩・他部門の社員まで幅広いのも特徴ですね。

社内営業のイメージが悪い3つの理由

しかし、社内営業はマイナスのイメージがある方もいると思います。

よく言われるのは、以下の3つ。

  • 人(上司)に媚びたくない
  • 営業は売れれば良い
  • 他人に迷惑をかけたくない

この悪いイメージに引きずられ、社内営業をしないことで、損をしている営業マンは少なくないのです。

1つずつ解説していきますね。

①︰「人(上司)に媚びたくない」

まず、営業の中には「人に媚びたくない」「上司のご機嫌なんて取っても契約は取れない」という人もいます。

つまり、一部には「社内営業=ご機嫌取り」という誤ったイメージがあるようですね。

僕の先輩でKさんという方がいましたが、Kさんは過去に社内関係を常に無視して一匹狼を貫いていたそうです。

「俺は女々しいことはしない!」「自分の力だけで売らないと営業ではない」と考えていたそうです。

しかしその結果、上司からお客さんとのアポイントが全然もらえなかったとか。

社員の平均が月400万円程度の売上の中、Kさんは1人数十万円しか売上がなかったそうです。

歩合制の給与体系ということもあり、Kさんの当時の生活はとても苦しかったと聞いています。

Kさんが考えを改めるには数カ月かかったそうですが、高すぎるプライドは損ですね。

(なお、Kさんは考え方を改めることで、一気に売れるようになりました。詳しいエピソードはできる営業マンの「ビジネスマインド」とは?シンプルな身につけ方を解説!【結果が出せる】でご紹介しています。)

②︰営業は売れれば良い

また、

  • 営業は社外で仕事をするものだ
  • 営業は売ることのみが仕事だ

と思っている人も社内営業をおろそかにしやすいです。

このタイプの人の中には…

「管理は事務の仕事でしょ」

「マーケティングが悪いからアポがない」

など、他部門の悪口を言って関係をさらに悪くしてしまう人がいます。

特に問題なのは、社内の様子を気にかけないこと。

会社の現状を把握していないため、営業先で誤った説明をしてしまうことがあるんですね。

すると、契約を取ってきた後で、「聞いた話と違うじゃないか!」とクレームがくることにもつながります。

その結果、会社の評判が落ちることもあるので、これもロクなことがありません。

③︰他人に迷惑をかけたくない

その一方、営業が逆に遠慮してしまって社内営業をしないケースもあります。

特に、以下のように考える人にその傾向があります。

  • 社内でアピールするなんてわざとらしい
  • 結果で示すのが営業だ
  • 売れないのは自分のせいだ

その結果、必要なアドバイスや情報が得られず、売上が伸び悩むのです。

これは会社にとってもマイナスですし、営業マンにとっても大きなタイムロスだと言えますね。

実は僕もこのタイプで、営業を始めて1,2ヶ月目は「わざとらしいのはイヤだな」と遠慮をしていました。

しかし、同期や先輩を見ていて、途中で「このままではヤバい…」と思ったのです。

なぜなら、先輩や上司から「アイツは大丈夫か?やる気あるのか?」と思われて、目をかけてもらえなかったからです。

面倒を見てくれないだけならいいですが、僕は上司に「やる気がないなら辞めろ」とさえ言われてしまいました。

その後、しっかり上司にアピールするようにしたのですが、その結果売上は一気に伸び、半年以内に10倍以上になりました。

ショウ
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正直な話、「1番最初からやっておけば、もっと早く売れたのに…!」と後悔しましたね。笑

社内営業が必要な3つの理由

では、なぜ社内営業が必要なのでしょうか。

その理由を詳しく見てみましょう。

理由は大きく分けて3つです。

  • 営業に集中できるから
  • 会社は1人では回らないから
  • お客さんのためになるから

①︰営業に集中できるから

まず、1番のメリットは「営業に集中できること」です。

なぜなら社内営業をした方が、結果的にトラブルや雑務が減るからです。

例えば、僕は営業事務の方とのコミュニケーションを特に大切にしています。

というのも、自分が契約をいただいたあとの処理・対応は、営業事務に引き継ぐことになるから。

僕は、営業を始める前にインターンで営業事務をした経験があります。

営業事務では、どの取引先がどの営業マンのお客さんか分かる場合が少なくありません。

担当の営業に好印象を持っていると、事務は自然と対応にやる気が出ます。

「Aさんの営業先で失敗はできないな」

「Bさんのお客さんだから、がんばろう」

自然と、そう思えるのです。

その結果、キャンセル率が下がったり、継続率がアップしたりします。

なので、より営業に集中できる、というわけですね。

②︰モチベーションアップになる

2つ目の理由は「モチベーションアップ」です。

営業では「お客さんのため」という気持ちで、一生懸命取り組んでいる人は多いですよね。

それに加え、社内関係が良くなると「会社のため・他の社員のため」がんばろう、と思えるようになります。

キレイごとのようですが、営業でツラい時に助けてくれるのは会社の人だったりするんですね。

僕も契約が取れず、上司にも詰められて凹んでいるとき、経理の方(爽やか系お兄さんです)に「次は取れるといいな」と声をかけていただき、励みになった過去があります。

事務の人が裏での努力を褒めてくれた時も嬉しかったですね。

会社の人のため、というモチベーションを持つためにも、社内営業はやるべきです。

③︰お客さんのためになるから

また僕の経験上、社内営業は必ずお客さんのためになります。

なぜなら、社内での関係が良いと、会社で様々な情報がもらえるから。

すると、お客さんにより質の良い情報提供ができますよね。

例えばマーケティング部門の人から業界の最新情報をゲットしたり、経理の人から月ごとのお客さんの動向を把握したり、などですね。

僕も事務の方から、地域別・年齢別の傾向をリサーチしたり、お客さんの購入後の効果を時系列でチェックしたりして、営業トークの材料などにしていました。

なので情報収集の点からも、社内で関係を作っておくと良いですね。

社内営業の圧倒的なメリットとは?(体験談)

「ただ理由だけを言われても、ピンと来ない…」と思われるといけないので、カンタンに僕が体験したメリットもご紹介します。

僕は、上司や先輩、他部門の方との関係を見直した結果、こんなことがありました。

  • アポイントが増える(月5,6件から、3倍以上に)
  • 定時上がり/残業の削減(深夜2時→23時半)
  • 事務のフォロー力アップ(キャンセル率10%以上減少)
  • モチベーションが上がる
  • 売上アップ(数十万→700万円/月)

結果は出たのはもちろんのこと、会社での居心地も良くなりましたし、本当に社内営業は重要ですね。

ショウ
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やらない理由はないです!

*ちなみに「社内営業”だけ”で売れるようになったの?」と思われるかもしれませんが、流石にそうではありません。

社内営業と合わせて、様々な方法を試した結果、僕は個人向けの営業で半年で売上を10倍にすることに成功しました。

社内営業の詳しい方法よりも「営業でとにかく早く売れる方法が気になる」と言う場合は、営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】を先に読んでみてください。

✔︎どんな営業でも必要とされる基本を身につけたい
✔︎どのような練習・勉強をしたら効率が良いか知りたい
✔︎初心者なので、営業の最初の時期で失敗したくない

と言う方は必見ですよ。

営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】

相手別!社内営業必勝パターン

では、社内営業はどのように行うのが効果的なのでしょうか。

基本は「相手が嬉しいことをする」なのですが、おすすめの方法は相手によって変わります。

そこで、ここでは僕が「相手別」にオススメの社内営業法をお伝えしていきますね!

紹介するのは、以下の3パターンです。

  • 上司(先輩)
  • 同期・後輩
  • 他部門の社員

では早速みていきましょう!

①:上司

上司に対しておすすめなのは、以下の3つです。

  • 指導をすぐに行動に移す
  • 雑用をこなす
  • 自分から質問する

上司は、部下に結果を出させるのが仕事。

そのため、あなたがやる気を出して営業に取り組み、練習・努力をすることが、1番喜ばれます。

キレイゴトに聞こえるかもしれませんが、素直にこれを実行し続ける人が売れますね。

中でもオススメなのは、上司にアドバイスをもらった「直後に」行動すること。

すると、上司は「コイツは本気だな」「アドバイスに素直に従うなんて可愛いやつだ」と思ってしまうのですね。

僕も新人時代は上司からアドバイスをもらったら、すぐに別室に移ってその練習をするようにしていました。

その結果、上司が練習に付き合ってくれたり、細かいコツを教えてくれたりするようになったのですね。

実際に初めて結果が出たときに、上司も一緒に大喜びしてくれたのですが、あれは本当に嬉しかったです。

ちなみに、僕も最初から上司と仲良くやれたワケではありません…。笑

上司とうまくやるための細かいコツが気になる方は、売れる営業マンが上司とうまくやるために実践している5つのコツとは?【上司攻略術】をご覧ください。

なお、先輩については基本的に同じ考え方で大丈夫ですよ。

②:同僚・後輩

次は同僚・後輩です。

オススメは「ホメる」こと。

営業では否定されることは多くても、「認められる」ことは意外と少ないものです。

営業先から帰ってきたとき、明るく勇気づけてくれる人がいるだけで、嬉しいですよね。

一時期、僕は夜の12時に会社に戻る生活をしていたのですが、冗談を言って笑わせてくれる同僚には本当に救われました。

なので僕は同期や後輩にはポジティブな言葉をかけるよう、意識しています。

具体的には、とにかく「へー、いいね!」「お、スゴイじゃん!」と言いまくるクセをつけました。

周りの空気も明るくなるし、自分も楽しくなれます。

社内営業と言うと、上司や他部門の方がイメージされがちですが、同僚や後輩も意識してみてくださいね。

③:他部門

他部門の社員に対しては、こまめに声をかけると良いですね。

単純接触効果、という心理学効果があるのですが、人は「接した回数が増えれば増えるほど」その人のことを好きになります。(参考:ザイアンス効果(単純接触効果)って?

なので、毎日あいさつをしたり、髪型が変わったら声をかけたりするだけで全然違いますよ。

なお、会話のネタがないときは自分の私物や食べ物などにひと工夫しましょう。

特に、ツッコミ所を用意するのがオススメです。

スマホのアクセサリーや、筆記用具がカンタンですね。

また期間限定のお菓子や、いかにもマズそうな外国のスナックなども、会話が弾みやすく便利です。

くだらないことのように思えますが、困ったときに相手に話しかけやすくなりますので、試してみてください。

社内営業と合わせてやりたいことは?

社内営業については以上です。

社内営業は、自分の成績アップにつながるのはもちろん、あなたや周りの人が会社で働きやすくなります。

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できることから始めてみてくださいね!

ちなみに、分かっているけどなかなかコミュニケーションがうまく取れない…と言う悩みがある人は営業のコミュニケーション5STEP!未経験から月間700万円売るまでやったことを全て公開!【保存版です】がオススメです。

実は僕も根っこは大人しいタイプで、クラスの端っこにいる感じのゲーマー系男子です。

そもそも会話が苦手でした。

しかし、あらゆる動画や本で学んだ結果、今では会話に対して全く苦手意識がなくなりました。

考え方を変えるだけで、一気にラクになれますよ。

なのでコミュニケーション・会話で悩んでいる方は特に以下を読んでいただけると、社内営業もはかどると思います。

営業のコミュニケーション5STEP!未経験から月間700万円売るまでやったことを全て公開!【保存版です】

それでは、またお会いしましょう!

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