こんにちは!
営業の思考法×ブログ発信のショウ(プロフィール)です!
「営業に何か使える資格はないかなあ…」「営業の就職/転職で有利になる資格があったら知りたい」「売上をあげたいから資格を取ろうかな」
こんな方向けの記事です。
「営業で結果を出したい、営業の就活・転職を有利に進めたい」と思った時に、「資格」を考える方も多いと思います。
実際に僕も勉強は好きな方なので、キャリアコンサルタントや簿記、野菜ソムリエなどなど、色々な資格に手を出してきました。
しかし、結論として、資格は売上のアップに直結しません。
なので、特に営業を始めたばかりの人や、これから成績をあげたい人が資格勉強に時間をかけすぎるといいことがないのです。
では、なぜ「資格」は売上に直結せず、優先度が低くなるのでしょうか?
今回はその理由を、「資格に手を出したけど、成功しない営業マン」の特徴を考えることで解説します。
この記事は、僕自身の反省文でもあります。
今回ご紹介するのは…
- 思考力が足りない
- コミュニケーション能力が足りない
- 優先順位がつけられない
以上の特徴です。
これらの人は、まずそれぞれの能力を身につけた方が結果に直結します。
僕と同じ遠回りをしないよう、1つずつ見ていきましょう。
資格をおすすめしない営業マン①:手段と目的を間違えている
そもそも、営業マンが資格を取得する目的とは何でしょうか?
その目的は様々ですが、代表的なものは以下3つだと考えます。
- 売上をあげたい
- 転職を有利にしたい
- 実力を証明したい
そしてこの目的は、実は1つにまとめることができます。
それは「売上を上げること」。
なぜなら、売上の高い営業マンは転職で必ず有利になります。
あなたが経営者なら、資格のある営業マンより、売上実績のある営業マンが欲しいですよね。
実力の証明も数字の方が効果的です。
つまり、資格の目的とは「売上アップ」のためにあるべきなのですね。
スポーツに例えるなら、「試合で勝つ」という目的のために「ダッシュの練習」をしますよね。
「50m走が速くなったら、試合に勝てるかもしれない」ではなく、「速く走れたら、試合で勝つ確率が高くなる」から走るのです。
まさか相撲部の人が短距離走の練習はしませんよね。
サッカー・野球・バスケットなど、「速く走れたら有利なスポーツ」だから速く走る練習をするのです。
営業も同じです。
つまり、「この資格を取ることで、売上はどれくらい上がるのか?」を考えてから勉強を始めるべきなのです。
しかし、資格がムダになる営業マンの多くはここを考えません。
- 「資格があったら売上が上がるかもしれない」
- 「先輩が良いと言っていたから」
- 「何か勉強したいからやろう」
ゴールを見ずに、ただただ勉強しておこうと思ってしまうのです。
それは、ダッシュをくり返す相撲部と同じです。
何が言いたいのかというと、結果に繋がらない練習をくり返すその「考え方」が問題なのですね。
資格勉強ばかりする営業マンは得てして提案も下手くそです。
なぜなら、手段と目的を常に履き違えるから。
僕もキャリアコンサルタントを30万円以上かけて取りましたが、結局売上は上がりませんでした。
また、当時はお客さんのことになる提案は一切できていなかったです。
なので、まずそんな営業マンは「考え方」を鍛えることから始めるべきなんですね。
そのほうがよっぽどためになりますし、一生モノの力になります。
どう身につけるか?についてはできる営業マンの「ビジネスマインド」とは?シンプルな身につけ方を解説!【結果が出せる】を参考にしてください。
できる営業マンの「ビジネスマインド」とは?シンプルな身につけ方を解説!【結果が出せる】資格をおすすめしない営業マン②:知識を伝えるコミュニケーション能力が足りない
次の問題は「コミュニケーション能力」です。
これは僕自身の経験を元にした偏見ですが、資格が好きな人は「コミュニケーション能力」を「知識量」で補おうとするクセがあります。
例えば、デート。
雑学ばかりを語り出る男性はモテないですよね。
本当にモテる人は、相手の話をウンウンと聞き、相手がアドバイスが欲しい時だけ知識を提供します。
営業も全く一緒で、知識を一方的に語る営業マンは嫌われます。
資格があるからお客さんに信頼される、というのも大間違い。
「資格があるからって偉そうだな」と思われたらおしまいです。
よく分からないけど偉そうな人から「商品を買いたい」って思わないですよね。
要は「コミュニケーション能力がない営業マン」がいくら知識を身につけてもダメなのです。
もちろん知識がないよりある方が良いですが、「資格よりも優先するものがある」ということですね。
なので資格に取り組む前に、最低でも以下のスキルが必要です。
- 自分はお客さんから信頼されているか?
- お客さんと「ゴール」を共有できているか?
- お客さんの”欲しい”気持ちを引き出せているか?
- タイミングよく情報提供できているか?
これをクリアするだけで営業成績は資格がなくとも上がります。
その鍛え方は営業のコミュニケーションを5STEPで改善!未経験から月間700万円を売るまでの方法を全公開!で説明しています。
頭でっかちで嫌われる営業マンより、お客さんから好かれる営業マンにまずなると、営業も楽しくなりますよ。
営業のコミュニケーション5STEP!未経験から月間700万円売るまでやったことを全て公開!【保存版です】資格をおすすめしない営業マン③:選択ができない
最後に資格をおすすめしない人の特徴が「選択」できない人です。
何に集中すべきかが分かっていないと、あれもこれもとなってしまい、結局中途半端になってしまいます。
つめこみすぎってことですね。
例えば以下のとおり。
- TOEICの勉強しなきゃ…
- 業界知識の本も読もう
- 彼女ともうちょっと遊びたいな
- 人脈も作りたいから交流会も出よう
- そういえば高校の同期が飲みに行こうって言ってたな
- 健康づくりのためにマラソンするか
こういう人ほど、目標がぼやけがちです。
「うーん、今日はやる気でないなあ」となり、結局スマホでYoutubeをみることになるのです。
理想は「1つの目標に向かうこと」なんですね。
その1つの達成に、「資格」が果たしてふさわしいか?を考えるといい結果に繋がるはずです。
おまけ:将来が不安だから資格が欲しい営業マンはどうすべき?
ちょっとだけ余談です。
資格をとる目的が「将来不安だから」という人がいるかも、と思ったので補足します。
というのも、僕がキャリアコンサルタントを取ろう、と思った1つの理由が「将来不安だから」だったので…。
僕の結論は「その資格では問題は解決しません」です。
なぜなら、「将来」ってばくぜんとしすぎているんですよ。
将来のことなんて誰にも分かりません。
収入をその資格が必ず保証してくれますか?
答えは、多分「ノー」です。
僕自身、大学時代からずっと「リストラされたらどうしよう」などの不安と付き合ってきたから分かりますが、資格の1つでは根本の悩みは解決しません。
が、なんと「営業力」はその悩みを解決します。
営業って「対人ビジネスの基礎」が身につくんですよ。
- ビジネスの基礎的な考え方
- 相手に信頼されるコミュニケーション力
- 相手の欲しいものに気づく能力
- 相手をゴールに導き、動かす力
真剣にやると、「どこでも食べていけるな」と確信できます。
今の社会はお金で回っています。
なので、お金を動かせる人は社会で必ず必要とされますよね。
つまり営業力があれば「どんな社会になろうとも」生きていけます。
AIに「これはオススメデス」って言われても人は動くと思えないし、最後は人対人が全てだと僕は思っています。
なので、僕は営業で結果が出せてから、将来の不安はなくなりました。
ずーっと、18歳から5年以上(僕は2019年で24歳です)考え、悩んできた「将来の不安」は営業で解決します。
これは本当です。
だから、僕はこのブログを書いています。
資格よりも、あなたの人生を保証するものがあるとしたら、それは営業力です。
それを磨く現場にあなたはいます。
なので、ぜひ営業力を磨いてください。
僕もまだ修行中ですが、0から僕がある程度の結果が出るまでのルートを最短でまとめたのが営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】です。
営業で、人生は明るくなります。僕はそうでした。
なのでぜひ今から行動してみてください。そのための方法をお伝えしています。
営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】まとめ:資格は手段。今の営業に何が必要か見つめ直そう
余談が長くなりました。笑
まとめると、現段階で資格がおすすめできないのは以下の3つに当てはまる人です。
- 手段と目的を間違えている
- 知識を伝えるコミュニケーション能力が足りない
- 選択ができない
僕の結論としては、「資格より優先すべきことがあるのでは?」でした。
この記事が、あなたの営業を見直すきっかけになれば嬉しいです。
営業を改善する方法については色々な角度から記事にしていますので、そちらもゆっくり見ていってくださいね。
営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】
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