【営業職の将来性】「なくなる」営業VS「生き残る」営業&必須スキルを徹底解説!


こんにちは!
営業0→1コーチのショウ(プロフィール)です!

営業職の将来ってどうなっていくの?AIが発展したら、営業ってなくなるのかな…。営業を始めたい・このまま続けたいけど、将来性が気になって悩んでいます」

そんな方向けの記事です。

あなた
あなた

将来、自分の仕事がなくなったらどうしよう…!

こんな不安は、誰にでもあると思います。

激しく動く時代の中で、将来「自分のスキルや実績が評価されるかどうか」は非常に心配ですよね。

実際のデータとして、インターネットやAIの発展にともない営業職の数は減少しています。

その一方で、「営業”スキル”の価値」はまだまだ非常に高いですし、今後も社会で求められるでしょう。

この記事では以下のことがわかります。

  • 営業の役割とは?
  • なくなる営業の特徴
  • 生き残る営業の特徴
  • 知っておくべきキャリア理論
  • 今からすべきこと

劇的に変わっていく時代の中で、僕らは何が出来るのか?

ショウ
ショウ

僕がキャリアコンサルタント(国家資格)の学習で得た知識と、営業の知識を合わせて解説していきます!

営業職とは?

まず、「これから営業を始めたい!」という人向けにカンタンに営業について説明しておきます。

そもそも、営業はどんな職業でしょうか?

営業職は、「自分の会社とお客さんをつなぐ仕事」です。

また、営業はいくつかの種類があります。

例えば、営業対象の違い。

  • 法人営業:お客さん=会社・団体
  • 個人営業:お客さん=個人・家庭

また、営業の内容・手法によっても、分類があります。

  • 新規営業:新しいお客さんを獲得
  • ルート営業:決まったお客さんを訪問
  • 反響営業:問い合わせから営業へ
  • 深耕営業:既存の顧客へ営業

今回は深くは説明しませんが、「会社とお客さんの関わり方は色々ある」と言うことを知っておいてください。

知りたい方へのおすすめ記事
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ざっくり知っておいていただいて、将来性を考えていきましょう。

営業職の将来性はあるのか?

では、本題です。

営業職に将来性はあるのでしょうか?

また「AI(人工知能)の開発が進むと、不要になる」と聞きますが、それは本当なのでしょうか?

結論は「何も考えない営業」は不要となり、「コンサル・提案できる営業が生き残る」です。

ここからは、

  • そもそも、営業は増えるの?減るの?
  • なくなる営業の特徴
  • 生き残る営業の特徴

をみていきますね。

そもそも、営業は増えるの?減るの?

あなた
あなた

そもそも営業の数って、減ってるんですか?

まずはそんな疑問から見ていきましょう。

事実として「販売職」とカウントされる、営業職の数は減少しています。

国勢調査を元に作成。参考:ダイアモンドオンライン

国勢調査によると、15年間で約30%も営業マンは減少しているんですね。

これには、飛び込みスタイルの営業の減少や、ネットの普及が関係しているようです。

また、戦後・高度経済成長期と比べて「モノが余っている」ということも、影響しているでしょう。

しかも、まだまだ減少傾向は続きそうです。

AIなど、商品を自動で提案してくれるシステムもどんどん増えていきますからね。

つまり、「ただの営業マン」はドンドン必要とされなくなっていく、と言えます。

なくなる営業の特徴とは?

特に、以下の業務はどんどんカットされるでしょう。

  • 事務作業
  • ひたすら飛び込み
  • ひたすらテレアポ
  • リスト作り

事務作業は、AI・インターネットにより、ドンドン削減できている会社が多いですよね。

昔は手書きで送っていたお礼の手紙も、メールでサクッと送ったり、ボタンを1つ押すだけでプリントアウトができてしまいます。

また、インターネットで買う機会が増え、飛び込みやテレアポはより相手にされなくなるはずです。

なので、今までの方法にすがる営業では、この先の時代についていけないでしょう。

まとめると「なくなる営業の特徴」は以下の通りです。

  • 変化を恐れている
  • 新しいことに挑戦しない
  • 昔のやり方が正しいと信じている

生き残る営業職の特徴とは?

では、営業として生き残るためには、何が必要なのでしょうか?

ショウ
ショウ

「AI」にヒントをもらいながら、解説しますね。

今のAIにできることは「ルールの中での自動化」です。

「考えなくてもできること」や「ルールが明確なこと」が、機械で行うには必要です。

そのために、以下の職業は無くなることが予想をされています。

  • タクシー運転手
  • スーパー店員
  • 事務員
  • マンション管理人

営業では、先ほどお伝えした事務作業や工夫のない飛び込み・テレアポがこれに当たりますね。

一方、奪われない仕事の例は次の通り。

  • アーティスト
  • 経営コンサルタント
  • スタイリスト
  • 美容師

ポイントは、「どの仕事も、ルールがあいまいで、人と接すること」です。

「この人に髪を切ってもらいたい!」
「あの人の音楽を聞きたい!」

そういった状況が作れるのが、人と接する仕事の強みです。

営業も同じですよね。

「あの人から買いたい」という状況を作ることができます。

そして、そのためにはコミュニケーション能力・色々な視点からの提案や、分析が必須です。

なので、経営コンサルタントのような【対人能力・提案力・分析力】がある営業が、今後生き残っていけるということですね。

その実力をつける方法は、営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】で解説しました。

営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】

営業職のキャリアルートとは?

では、ここから営業職になってから、つまりキャリアプランについてお話しします。

まずその前に、あなたに知っていただきたいキャリア理論が1つ。

キャリアの8割は、偶然の出来事によって決定される

クランボルツ博士

これは、心理学者のクランボルツ博士が1999年に提唱したキャリア理論の一部です。

営業マン
営業マン

キャリアって、自分で決めるものじゃないの?

あなたも、そう思うかもしれません。

僕も最初はショックでした。

なんと、私たちは考えているようで、実際はほとんど自分のキャリアをコントロールできていないんですね。

たしかに、考えてみれば

  • 会社の配置変えによるキャリアチェンジ
  • 東北の震災・コロナショックによる価値観の変化
  • 家族の影響(転勤・結婚・離婚・介護)
  • 偶然出会った知人・友人との影響

などなど、たしかに「偶然」かもしれない出来事が、私たちのキャリアに関わっていることが分かります。

クランボルツ博士は、それを踏まえ、以下の5つがこれからの私たちに重要だと語っています。

  • 好奇心:新しいことに興味を持つこと
  • 持続性:失敗しても次に向かうこと
  • 楽観性:ポジティブに考えること
  • 柔軟性:こだわりすぎず、色々な視点で考えること
  • 冒険心:新しいことに挑戦すること

この5つが、よりよい「偶然」を引き起こすのだとか。

よく「運が強い人」は「前向きな人・行動力が高い人」であると言われますが、これと同じような考え方ですね。

ショウ
ショウ

つまり、「将来、何ができるか」に加えて、「これから、どんなスキル・知識が身につくか」も非常に大切である、ということです。

なので、ここからは「将来できるキャリア」と「営業に必要なスキルとは?」という2点をお届けします。

代表的な営業からのキャリアは、次の通り。

  • レジェンド営業
  • 営業マネージャー(管理職)
  • 販売責任者/商品開発
  • マーケッター
  • 経営者

そのまま営業を追求するのが、「レジェンド営業」です。

現場一筋、というパターンですね。

営業をどんどん極めて、「この人がいれば売上は間違いなく大丈夫だ」と思ってもらえるのが理想ですね。

会社の「営業の柱」になるキャリアプランです。

一方で、経験を生かし、管理職・責任者になれば、営業メンバーをまとめる仕事が待っています。

営業部長の仕事は、「売上をあげるチーム」を作ること、と言えるでしょう。

また、お客さんの声を聞き続けた経験を、販売責任者・商品開発・マーケッターという形で発揮する人も大勢います。

また、独立を選ぶ人もいるのが特徴ですね。

他にも色々なキャリアがありますので、考えてみてください。

将来の営業職に求められる「3つのスキル」とは?

では営業に必要なスキルとは、いったい何なのでしょうか。

それは以下の3点でまとめられます。

  • 課題発見&解決力
  • 「この人に頼みたい!」という信頼
  • 業界をまたいだ知識

1つずつカンタンにご説明します。

①:課題発見&解決力

まず1つ目が「課題に気づき、解決したい」と思わせる力です。

いいかえれば「コンサル能力」。

少し前までの営業では「なんか欲しいなあ」というお客さんに対して、買ってもらう、というスタイルが主流でした。

「良い枕が欲しいなあ」「業務を改善するシステムが欲しい」など、ニーズを元に、出発したのです。

「商品」を売っているのですね。

しかし今は違います。

なぜなら、もうみんな枕は持ってるし、業務システムはネットにあふれているので、モノを買う必要はなくなっているのです。

つまり「商品」ではなく、「状態」を売る必要があります。

例えば以下のとおり。

  • 「質の良い睡眠が取れたら、肌がキレイにになってモテますよ」
  • 「システムを改善できたら、社員が早く帰れるようになって、会社の評判が上がりますよ」

モテる・会社の評判が上がる。

これが「状態」です。

これができれば、将来も営業としてやっていけるはずですね。

そのための方法は、できる営業マンの「ビジネスマインド」とは?シンプルな身につけ方を解説!【結果が出せる】でご紹介しています。

この思考法が身につけば、課題発見・解決能力が一気に高まります。

ぜひ確認してください。

【営業は勉強できる】成功するために必要な思考法とを5分で紹介! 【営業は勉強できる】成功するために必要な思考法とを5分で紹介!

②:「この人に頼みたい!」という信頼

2つ目は「信頼」

人は、「課題」だけでは動きません。

行動には、感情が必要です。

いくら正論を言われても、キライな上司に言われたら行動したくないですよね。

むしろ、好きな上司のためだったら、多少イヤなことも喜んでできるはずです。

僕も散々嫌われた営業先では、何を言ってもダメでした。

しかし、気に入ってもらったお客さんは違います。

驚くほどカンタンに契約になるのです。

なので、これからの営業マンはお客さんに課題を解決してもらうために、「信頼・人柄」がより重要になります。

好かれるためには、あなたの「伝え方」が重要です。

そのためのコミュニケーション術は、営業のコミュニケーションを5STEPで改善!未経験から月間700万円を売るまでの方法を全公開!で解説しました。

「伝え方に自信がない」
「行動してもらう力をつけたい」

もしあなたがそう思っているなら、必見ですよ。

営業のコミュニケーション5STEP!未経験から月間700万円売るまでやったことを全て公開!【保存版です】

③:業界をまたいだ知識

最後は「知識」の話をします。

将来の営業は、先ほども伝えたように、

「モテる」「会社の評判が上がる」など、状態を提供しないといけません。

つまり、コンサルでしたね。

そのためには、
「モテるってなんだ?」
「会社の評判が上がる方法は他にも何があるんだろう?」

ということを考える必要があります。

つまり、枕のプロでも筋トレのための栄養学を知っていたり、システム会社のプロでも会社のブランディングに精通していると、説得力が増すのです。

なので、そのために業界をまたいだ幅広い知識が必要とされます。

では、いったい何をどの順で学ぶべきか?

それは、以下の記事で解説しました。

営業の勉強方法とは?周りと差がつく学ぶべきジャンル・コツを徹底解説【保存版】

営業の勉強方法とは?周りと差がつく学ぶべきジャンル・コツを徹底解説【保存版】

学び続ければ、必ず道がひらけます。

また、どんな状況にも対応することができるんですね。

なので、まず今何を学ぶべきか?をぜひ確認してくださいね。

営業職は今がチャンス。行動と学びを続ければ将来は明るい

今回は以上です。

営業の将来性について、多くの人は「営業は不要になる」「ネットや機械に仕事を奪われる」など悲観的なことを言っていたりします。

ですが、そんなことはありません。

営業は、ビジネスの基本、課題発見能力、コミュニケーション、心理学、業界知識…など、素晴らしいスキルが身に付く職業です。

それに、クランボルツ博士が言うように、私たちの仕事はどうせ予想なんてできません。

むしろ「将来性があるのか?」よりも「何ができるようになるか?」という視点を、あなたには大切にしていただきたいと思います。

営業で、これから必要とされる力を復習しておきます。

  • 課題発見&「解決したい!」と思わせる力
  • 「この人に頼みたい!」という信頼
  • 業界をまたいだ知識

ぜひ、あなたも将来の自分や周りの人の幸せのために共に進んでいきましょう!

ショウ
ショウ

それでは、次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。

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